ある国立大学での現状

2026年11月2日月曜日

元号表記ピックアップ 生活の中で

 ある国立大学の職員の方から現状に関する情報提供を頂きましたので紹介します。


当会では、このような具体的な現場での苦労、情報を求めています。

医療、年金始め、政府への申請業務などに従事している方、この場で具体的状況を共有し、政府に公文書の西暦表記化を求めていきましょう。


国立大学法人は文部科学省や厚生労働省と関わりがあることからか、事務職員は漫然と無自覚に和暦を使用している者が多いです。


学内の手続書類など、和暦指定のものがまだまだ多く残っています。卒業生に交付する学位記や、成績証明書、在学証明書などの証明書類も和暦表記の大学がほとんどと思います。また、学内規程等の年表記も全て和暦です。改正日には昭和、平成、令和が混在しており、とても煩雑です。


人事や財務会計などの部署でも、基本的にすべて和暦で遂行されています。


このような状況のため、学内の多くの部署で、事務職員は西暦和暦変換表を参照しながら業務を遂行しています。西暦和暦の変換作業は地味に大変で時間もかかりミスもあり得るため、余計なエネルギーを使っていて一体誰トクなのか、という気がしています。


多くの国立大学はグローバル化を推進すると謳っているにもかかわらず、日本人にしか理解されない和暦を漫然と使用している大学がほとんどで、その矛盾性に無自覚な事務職員が多く唖然とします。


なお、外国人留学生だけでなく、日本人学生も含め、多くの学生は和暦に対する認識がほとんど無いため、和暦指定の書類などを記入するのにとても苦慮しています。


「和暦使用が当たり前」と国立大学の多くの事務職員が無意識に刷り込まれているのはとても闇が深く、怖いことだなと感じています(ちなみに私立大学ではほとんどが西暦使用かと思われます)


参考ですが、医療職の国家試験の出願手続書類は、全て和暦指定の様式で記入しなくてはなりません。一方、日本国籍を有しない者は西暦で記入することとなっており、手続きに関わる職員は、国籍によって、それぞれ西暦和暦が正しく記入されているか確認しなくてはならず、とても煩雑です。