西暦の使用に関する質問主意書と答弁書 2001年2月27日

質問主意書
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a151005.htm
平成十三年(2001年)二月二日提出
質問第五号
西暦の使用に関する質問主意書
提出者  岩國哲人

西暦の使用に関する質問主意書
 国の組織及び地方自治体における、西暦の使用を義務化することは、コストダウン及び事務の簡素化のみならず、日本社会の国際化につながると考える。
 従って、次の事項について質問する。

一 中央官庁及び地方自治体における西暦の使用状況について、調査を行ったことはあるか。行ったのであれば、その結果はどうであったか。行っていないのであれば、どういう理由で行わないのか。
二 政府に西暦の使用を促進する意志はあるか。ないとすれば、どういう理由から促進しようとしないのか。

 右質問する。

答弁書
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b151005.htm
平成十三年(2001年)二月二十七日受領
答弁第五号
  内閣衆質一五一第五号
  平成十三年二月二十七日

内閣総理大臣 森   喜  朗
衆議院議長 綿貫民輔 殿
衆議院議員岩國哲人君提出西暦の使用に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。


衆議院議員岩國哲人君提出西暦の使用に関する質問に対する答弁書

一について
 政府としては、国及び地方公共団体における西暦の使用状況について調査の必要性を認めなかったため、そのような調査を行ったことはない。
二について
 我が国では、元号が国民の日常生活において長年使用されて広く国民の間に定着し、法制化されているとともに、西暦も便宜に応じて併用されていることから、政府として西暦の使用を促進する考えはない