ねんきん定期便に元号使うのだけはやめて欲しい

2020年5月3日日曜日

政府の対応 生活の中で

一体何なのか、このハガキは!

元号表示で数字だけ書かれたねんきん定期便の写真
ねんきん定期便というのが届いた。
いくら何でも、これはひどい。
「年月(和暦)」という項目名が書かれているが、「年」については、「平成」とか「令和」とかいう元号すら省略され、数字と「元」という漢字だけで構成されている。
この書式を決めた方は、この書式を送付する公務員は、これがわかりやすいとは、いくら何でも思ってはいないだろう。
問題は、では、なぜこうしたナンセンスな「公文書」を再生産している状態を、我々は変えられないのか、という事だ。
これを受け取ったとき、私は「馬鹿にされている」とまず感じた。公務員であれ、なんであれ、何かを人に伝えるときには相手にわかりやすくしましょう、と言うのは、小学校でも教えられることだ。連続的な年月を示すのに、こんな書き方のものを送りつけられたら、送ってきた人から、「私は読む人の事なんかは全く考えてません、何か決められていることに私は従っているだけです、読む人も同じように何も考えずに、それに従っていればいいんです、考えてはいけないよ。」、といわれたような、自分が幼児扱いされた気分になるからです。
このハガキを見て、私は、このような思考停止、自らの社会を少しでも良くしていこうという意思を否定するような考えには絶対反対していくことこそが「日本」のために必要なことだ、と改めて確信した次第です。(石頭:記)