「運転免許証の有効期限西暦表示化に反対」は、組織的対応だった

2019年9月8日日曜日

行政 生活の中で

 2018年8月に、警察庁は外国人の増加などを理由に、道路交通法施行規則の一部を改正して運転免許証の有効期限を西暦表示にしたい、と発表しました。
 しかし、パブリックコメントで寄せられた約2万件の意見の内約4千件が西暦表示に反対、約1万5千件が、どうしても西暦を使うなら元号を主に西暦の併用を求める内容だったということです。
 そのため、警察庁はそれらの意見を考慮して方針を変更し、西暦表示に( )付きで元号を併記することにしました。
 この度、この西暦化に反対するパブリックコメントは組織的に寄せられたものであったことが分かりました。
 また、この「道路交通法施行規則の一部を改正する内閣府令」自体には、運転免許証に記載される、有効期限を含めたすべての「 年 月 日」については西暦や元号を使うというような記載は一切なく、年月日の表記は警察庁の内部的な「通達」によって統制している事柄だということも分かりました。
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